■南アフリカランドの為替市場を振返る
2011年10月18日の南アフリカランドは、高値9.9円前半となり、その後急落しています。
今回の急落の原因は、下記のことが考えられます。
1.ここ数日、高値を試す展開でしたが、10円台に乗せることができなかったこと。
2.ドイツのメルケル首相やショイブレ総務相の発言で、ユーロ圏の債務危機の解決への期待感や楽天論を冷やす結果となったこと。
■南アフリカランドのテクニカル分析
・移動平均線の日足:
5日移動平均線より下回り、21日移動平均線付近で踏みとどまっています。21日移動平均線を大きく下回る場合は、上昇トレンドが崩れた形になり9.1円後半まで急落する恐れがあります。
・スローストキャスティクスの日足:
「買われすぎ」水準でハッキリしたデットクロスが現れました。売りサインです。
■テクニカル分析総論
9.5円のサポートラインとなっていますが、これを下回ると次のサポートラインが9.1円後半となっていますので、急落する恐れがあります。
■南アフリカランドの為替市場を振返る
2011年10月17日の南アフリカランドは、ここ数日間、下値を少しずつ上げています。しかし高値は9.9円前半がサポートラインとなっています。
■南アフリカランドのテクニカル分析
・移動平均線の日足:
本日も5日移動平均線が21日移動平均線の上にあり、さらに5日移動平均線がサポートラインとなっておりましたが、23時現在その5日移動平均線を下回っています。
朝方に向けてどのような動きをするか要注意です。
・スローストキャスティクスの日足:
本日も「買われすぎ」水準付近ででデットクロスが現れました。しかしここ数日デットクロスが現れては消えるという現象を繰り返しています。
ユーロ圏加盟で最後の国であったスロバキアは13日、欧州金融安定基金(EFSF)の機能強化策を賛成多数で可決した。
これによりユーロ圏加盟17か国すべてで承認手続きが終了し、債務危機克服に向けた取り組みが動き出すことになりました。
■欧州当局の対策に対する課題
欧州当局が欧州債務問題に対する危機収束に向けた抜本策(金融機関への資本注入)に動き始めた。
しかし課題に取り組む枠組みが不透明であると言われている。今後下記の課題への施策に注目するといいかもしれませんね。
(1)政治的な反発の収束
(2)金融機関の抵抗を抑え込む手法
(3)経済収縮を防ぐ仕組み