「有事のドル買い」は、高金利通貨の国にほど顕著になり易い傾向があるようです。高金利通貨国では、自国通貨での資金調達より、金利の低い米ドルでの資金調達を増やす傾向があるためと考えられます。
■南アフリカランドの為替市場を振返る
2011年9月23日朝方の南アフリカランド円もまた南アランド=8.9円後半まで円高がすすみました。
高金利通貨は底なしの下落が続いています。
G20で具体的な対策を公表されればいいのですが、期待が大きくなればなるほど、具体策が公表されない場合の落胆が恐ろしいです。
■ギリシャ財政の支援の動き
BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)の新興5か国がギリシャの財政危機を発端にヨーロッパで信用不安が広がっている問題について、新興国として支援する用意があることを表明しました。ただ、支援のあり方を巡っては、具体的な支援策が打ち出されるまでには至りませんでした。
■日本政府、日銀の為替介入
日本企業は9月決済のためドル売り円買いを行うため、さらに円高方向に進むと予想されます。
円高が進めば、日本政府、日銀は為替介入に乗り出す可能性もあるため、ドル円は乱高下する可能性があります。
為替介入は、一時的な効果しかえられないと批判されますが、8月初旬に行った為替介入がいまも意識されていることからそれなりの歯止め効果にはなっていると思います。
スイス、ブラジルほど効果は期待できないですが、日本政府も強い態度を示して欲しいものです。
■南アフリカランドの為替市場を振返る
2011年9月22日現在の南アフリカランド円もまた南アランド=9.1円前半まで円高がすすみ反発をしています。
量的緩和第3弾(QE3)の件への注目は終わり、再びギリシャ情勢への注目が集まっています。
■南アフリカランドのテクニカル分析
移動平均線の日足:
5日移動平均線を昨日よりいっそう乖離しました。下降トレンドが止まる気配がありません。シグナルなし。
1時間移動平均線では、9.1円前半がサポートラインとなっています。
スローストキャスティクスの日足:
売られ過ぎである20%以下の低水準です。シグナルなし。
ドル円は、8月初旬に行った為替介入が効果的に効いており、76円前半がサポートラインとなって反発を繰り返しています。
日本政府もスイス、ブラジルのように強い意志で超円高対策に取り組んで欲しいです。