時間/月別の値動きで見る為替相場
■時間帯別の値動きで見る為替相場時間帯 | 特徴 |
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5:00~8:00 | 基本的に値動きが小さい時間帯。「窓明け」と「窓閉め」が起こりやすい。 |
8:00 | 次第にまとまった注文が入り始める |
8:50~ | GDPや機械受注など、日本の重要な経済指標が発表され、その数値次第で為替レートが動く |
9:00~11:30 | 日本株の取引開始 午前10時の仲値決めの時間。輸入業者によるドル買いが9時55分に集中する。 【円安傾向】 |
11:30~12:30 | 日本株の前場が終了したあとの昼休み時間帯 |
11:00、14:00 | 投資信託の外貨買いが活発に行われるため、ドル買い需要が高まる【円安傾向】 |
15:00~19:00 | 欧州が為替市場に参入するため、為替が急激に変動することがある時間帯 |
19:00~21:00 | 【レンジ相場】 |
21:30~24:00 | 米国の経済指標が発表される。経済指標の内容次第で、マーケットが大きく動く。 |
24:00 | 24:00 NYオプションカット NY勢参加で、1日のうちで最もボラティリティの高い時間帯 |
0:00~3:00 | 1:00 ロンドンフィックス 引き続き、活発な動き |
3:00~5:00 | NY市場終了に向けて、次第に値引きがレンジ相場になる。 |
月 | 為替傾向 | 特徴 |
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1月 | 円高傾向 | 3月に日本の金融機関が決済を迎えるため、金利の高い海外で運用していた資金を日本国内に戻す動きがあり、それを先回りして円が買われやすい。 |
2月 | 円高傾向 | 米国債の利払い(2月15日)のため、ドルで受け取った利子を円に換える需要が強まり、ドルが売られやすくなる |
3月 | 円高傾向 | 日本企業の決済でポジションの手仕舞いが発生するため、円買いになりやすい |
4月 | 円安傾向 | 日本の投資信託や生命保険会社が年間の海外投資計画を行動に移すタイミングであり、1~3月にかけて円に戻した資金を再び海外に持っていく動きがある。 |
5月 | 円高傾向 | 2月と同様、米国債の利払い(5月15日)のため、ドルで受け取った利子を円に換える需要が強まり、ドルが売られやすくなる。GW前後に円高になることが多い |
6月 | 円安傾向 | 4月と同様、各種投資が活発になり、円安傾向に |
7月 | 円安傾向 | 1994年~2011年の17年間で12年がドル高(円安傾向)となっている。理由は特に見当たらない。 |
8月 | 円高傾向 | 2月と同様、米国債の利払い(8月15日)のため、ドルで受け取った利子を円に換える需要が強まり、ドルが売られやすくなる |
9月 | 円高傾向 | 3月と同様、日本企業の決算で、円高になりやすい |
10月 | 円高傾向 | 11月にヘッジファンド決算に向け、マーケットが大きく動く年がある |
11月 | 円高傾向 | 2月と同様、米国債の利払い(11月15日)のため、ドルで受け取った利子を円に換える需要が強まり、ドルが売られやすくなる |
12月 | 円安傾向 | 米国企業の決算があり、ドル高になりやすい。月末はクリスマス休暇のため閑散としているところに税金対策による売買で値動きが激しくなることも。 |
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複数のテクニカル分析の組み合わせで稼ぐ
各テクニカル分析は、それぞれが特徴のある優れた分析法ですが、一長一短があり単独で使うと「ダマシ」 に遭遇します。トレンド系指標(順張り系指標)
トレンドの方向性を判定する。移動平均から派生した物など。・ローソク足 ・移動平均線 ・ボリンジャーバンド ・フィボナッチ・リトレースメント ・DMI(方向性指数) ・パラボリック ・一目均衡表
オシレーター系指標(逆張り系指標)
過去の値動きから、今の価格が高い位置にいるのか安い位置にいるのかを判定する。トレンドの転換点を判定する。パーセントで表示する物が多い。・RSI ・ストキャスティクス ・MACD ・RCI ・サイコロジカルライン(疑似)
トレンド系+オシレータ系で稼ぐ
組み合わせテクニカル | 移動平均線&RSI |
ボリンジャーバンド&ストキャスティクス | |
相性の良いトレード | 万能型、トレンド・Box相場 |
特徴 | お互いの弱点を補うことのできるバランスのよい組み合わせ |
複数のオシレータ系で稼ぐ
組み合わせテクニカル | RSI&ストキャスティクス |
RSI&MACD | |
相性の良いトレード | スキャルピング、デイトレ |
特徴 | 売買のシグナルを逃さない |
複数のトレンド系で稼ぐ
組み合わせテクニカル | 移動平均線&ボリンジャーバンド |
ボリンジャーバンド&一目均衡表 | |
相性の良いトレード | 中長期トレード |
特徴 | 大きなトレードをつかめる。 |
南アフリカランド円で勝つためのテクニカル分析【概要】
ど素人ながらなんとか利益を出している私が、使っているテクニカル分析を紹介します。テクニカル分析 | パラメータ | 強い相場 弱い相場 |
ポイント |
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移動平均線 | 5日移動平均線 21日移動平均線 90日移動平均線 |
トレンド相場に強い 方向感がない小さなレンジ相場が弱い |
・トレンドの強さを計る ・トレンドの向きを判断する 上げ相場の強い場合は、為替が移動平均線より上にある 下げ相場が強い場合は、為替が移動平均線の下にある ■ゴールデンクロス:長期線を短期線が下から超える ■デッドクロス:長期線を短期線が上から超える |
ボリンジャーバンド | 期間:25 | レンジ相場で活躍 |
■2本のラインの間に95.5%の確率で収まるので、2本の線に近づいたら反発する可能性が高くなる ■2本の線の幅が狭くなったらブレイクする可能性が高くなる。 ※幅が狭くなり時間が経つほど、エネルギーが蓄えられ大きくブレイクする可能性大 |
スロー ストキャスティクス |
%K Period 14 %D Period 3 Slowing 3 |
レンジ相場で活躍 |
■%SDラインが80%以上で、%Dが%SDを上から下抜いた場合 ⇒ 売りシグナル ■%SDラインが20%以下で、%Dが%SDを下から上抜いた場合 ⇒ 買いシグナル |
MACD | 短期日数:12日 長期日数:26日 シングル:9日 |
トレンド相場に強い |
■0ラインより上でデッドクロスが出た場合 ⇒ 売りシグナル ■0ラインより下でゴールデンクロスが出た場合 ⇒ 買いシグナル ■MACDオシレータ(OSCI) 棒グラフが上に伸びれば伸びるほど、割高になっていることになります。 棒グラフが下に伸びれば伸びるほど、割安になっているということです。 ※クロスした時の角度が深ければ、シグナルの精度が上がります。 |
テクニカル分析【概要】
■移動平均線 (トレンド系)
移動平均線は、過去の一定期間の株価の平均値から求める。5日移動平均線であれば、過去5日間の終値の平均値となる。テクニカル分析の指標としてもっとも基本的なものであり、多くの投資家によって用いられている。■ボリンジャーバンド (トレンド系)
ボリンジャーバンドは移動平均線を中心線として、移動平均線の上側には+σ、+2σ、+3σ、下側には-σ、-2σ、-3σの線がひかれて、表示されます。■スローストキャスティクス (オシレータ系)
スローストキャスティクスというのは、ストキャスティクスのKラインにDラインの役割を持たせつつ、本来のDラインの役割をslow%D(SDライン)に持たせたものです。■MACD (オシレータ系)
MACDでは指標平滑平均を用いるのが特徴で、短期線と中期線のわずかな乖離によってMACDが上下するので、為替に対して少し先行性があるといわれていま